【プロセカ】プロジェクトセカイ カラフルステージ！ feat.初音ミク 1984曲目

260 ：名無しのとうふさん (東京 IPaa-M8qP) (V)：2025/03/20(木) 18:47:12.41 ID:hS2Nxoyw

「こら、えむ！たい焼きが楽しみなのはわかるが、危ないからもう少しゆっくり歩け！！！！」
「ごめんなさーい！えへへ、司くんとふたりでお出かけするの久しぶりだから嬉しくて！」
「まったく……人の多いショッピングモールだぞ。人にぶつかってからじゃ遅いんだからな！！！」
「……あ、いた。やっぱり聞いたことある声だと思いましたよ。１ヶ月ぶりっすね、天馬くん」
「む？漣さんではないですか！奇遇ですね！」
「司くん、もしかしてこの人が……」
「そうだ。この前コラボステージで共演させて頂いた、アイドルの漣さんだ！！！！」
「初めまして、鳳えむです！漣さん、おひとりですか？」
「はじめまして。いや、今お会計に行ってるんですけどもう1人……」
「ジュンくん勝手にどこか行かないでよね！このぼくに探させるとはいい度胸だね！」
「噂をすれば来た。紹介しますよ、この人がオレの……」
「あー！やっぱりいたんだ、巴のお兄さん！」
「おや？鳳さん家の末っ子ちゃんだね！とっても久しぶりだね！」
「「！？」」
「何年ぶりだろうね？お兄さんたちは元気？」
「とっても元気です！会えて嬉しいな〜！」
「少し見ない間に大きくなったね。もう日和お兄ちゃんって呼んでくれないの？」
「あたし、もう高校2年生ですよ！そんな失礼なことできないですよ〜」
「……あー、なるほど。鳳ってあの鳳財閥なんすね。おひいさんも育ちだけは一流だからそういう繋がりがあってもおかしくないですけど、世間って狭いっすねぇ〜」
「………」
「天馬くん？黙っちゃってどうしたんですか？君そんなキャラじゃ……」
「えむ。たい焼き、早く行かないとなくなってしまうかもしれないぞ」
「えー！そっかぁ……じゃあお兄さん、また今度！」
「うんうん。えむちゃん、またパーティーで会えたらいいね」
「お待たせ司くん！ほぇ？なんでそんなに引っ張るの？早歩きしちゃダメって言ったの司くんなのに〜……」
「行っちゃったね。初めて知る感情って顔してたねぇ。彼、役者志望だっけ？これで演技に深みが増すといいね♪」
「おひいさん、オレはイマイチ状況がわかんねえんすけど……」
「男の嫉妬は醜いねって話だよ」
「はぁ？してねぇっすよ」
「君の話じゃないね、悪い子！」