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【プロセカ】プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク 1939曲目

603 :名無しのとうふさん ( sZw7-sl6C):2025/01/08(水) 10:49:00.93 ID:q+qH8A++
61 名無しですよ、名無し!(神奈川県) (ワッチョイW 8eee-xzaY) sage 2023/02/11(土) 00:36:50.02 ID:JLX4lho/0
「私、もう寝ないと……」
ひとしきり夜更かしした私はパソコンに向かって、誰にともなく別れを告げる。
二人分の『おやすみ』という声と、もう一人分のうなり声を耳にした後、私はイヤホンを外した。
喉の渇きを感じ、寝る前に水でも飲もうと立ち上がる。
廊下へ出ると、リビングには明かりが点いていた。
(お母さん……まだ起きてたんだ)
キッチンへ行くにはお母さんがいるリビングを通らないといけない。
このまま部屋に引き返して喉の渇きを我慢するのと、この時間まで起きていたことへの言い訳を考えるのとではどちらが楽かと、考える間もなく、様子がおかしいことに気づいた。
体を打ちつけ合う音が聞こえる。
二人の息遣いも。
お母さんの夜の相手をしているのが絵名の弟であることは明白だった。
お父さんが出張でいない時はいつも彼がやってくる。
そして、彼は征服する。私が尊敬し、口答えも憚られるほど完璧な母を……たったの体ひとつで。
私はなるべく音を立てず部屋に戻り、ベッドに潜った。
なぜかはわからないけど、ベッドに入る前から体は熱かった。
きっと、朝になれば絵名の弟はいなくなっていて、お母さんは朝食の用意をしている。そう、普段と変わりない。
それから私はいつも通り、何もなかったふりをして、朝食を食べて、学校へ行く。
そのために、今は睡眠が必要だった——

「まふゆさん、濡れてるじゃないっすか。またこっそり見てましたよね? オレと冬美さんの……」


朝、目を覚ますと、絵名の弟の姿はなかった。
乱れた衣服を整えて、髪をまとめ、朝食の支度がされているであろうリビングへ向かう。
「おはよう、まふゆ。ゆうべはちゃんと眠れたかしら?」
私はいつも通りに挨拶を交わし、何事もなかったかのように受け答えた。
「うん、眠れたよ」
「よかったわ。まふゆは体力あるのね」
……なに、その言い草。
私がろくに眠れなかったのは、お母さんが連れ込んだ男のせいなのに。
夜中、私の部屋に行こうとする彼を止めもしなかったの?
滅多にしない口答えをしてしまいそうになったけど、私よりも疲れて見えるお母さんの顔を見て、その気もなくなった。
それ以前の問題として、私があの男に簡単に身体を許してしまっている時点で、このことについてとやかく言う権利はすでに失っていたのかもしれない。
「……シャワーしてくる」
呟くように、そう言い残して、私はお母さんに背を向けた。

汗などで汚れた体をお湯で洗い流しながら、夜中の出来事を思い出す。
絵名の弟が部屋に来たのは、私が寝入った頃。
体をまさぐられる感覚で目を覚ますと、目の前には下着姿の彼がいて、私の服ははだけていた。
『ああ、またか……』なんて思いながら、されるがままだった。
激しくされた時には声を上げたりもした。
きっとお母さんにも聞こえていたと思う。
それと、もう一つ思い出した。
ボイスチャット、ログインしたままだ……。

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