【プロセカ】プロジェクトセカイ カラフルステージ！ feat.初音ミク 1877曲目

657 ：名無しのとうふさん 🥚 (ｾﾞｸﾚｼ kTFr-.1Sj) (a)：2024/09/14(土) 11:25:06.33 ID:u5ahOp/E

「東雲くんの送ってくれた一日のスケジュールに、よくわからない項目があって……」
「よくわからない項目？　結構詳細に書いたつもりなんだけどな。どれのことだ？」
「この朝と夜に一回ずつある『自家発電』ってとこなんですけど……この10分間は何をしてるんですか？」
「やべ……（あとで消すつもりで冗談で書いたんだが、そのまま桐谷に送っちまってた……）」
「……？」
「いや、まあ……なんつーか、アレだ。それもある意味運動だな」
「トレーニングの一種ですか？　だとしたらどんな内容か聞いておきたいです」
「あー……ざっくり言うと、そうだな……腕と下半身を鍛える運動ってとこか」
「へえ……初めて聞きました。もっと詳しく教えてもらってもいいですか？」
「悪い、オレの口からはうまく説明できねぇ……。調べりゃやり方とか出てくるんじゃねえか？　男ならみんなやってるからな」
「男の人が……？　わかりました。私の方で調べてみますね」

「本番までにやるトレーニングをノートにまとめてきました。おふたりの分用意してあるので、見てもらえますか？」
「おお！　それはありがたい！　……って、待て、桐谷……この分刻みのトレーニングスケジュール、しかもどのメニューも最低100回だと……！？」
「……オレのメニューには司センパイとは違うこと書いてますね」
「何ぃッ！？」
「オレは朝5キロランニング、腕に重りをつけて自家発電を3セット。そのあと登校……」
「彰人の家は深刻な電力不足なのか……？」

「東雲くん、あれからトレーニングは順調？」
「ああ、ちゃんと重りもつけてやってるぞ。おかげで腕がパンパンで……」
「ふふっ……ああ、アレ？　本気にしたんだ？　冗談のつもりだったんだけどな」
「……は？」
「アイドルをからかうからだよ」