お世話になっております。
🦐💃長文失礼します。
https://i.imgur.com/X050P4K.jpeg
労働者側が直接関わってくるのは主に不当解雇規制の部分だと思うけど、その部分の数値だけで言えば日本はそこまで低くないと思う
じゃあなぜ平均以下かと言うと要件、予告期間、手当の部分(赤と青のグラフ)が諸外国よりもかなり低いから
要約すると青は「会社が解雇を決定するまでの期間」で赤は「従業員に解雇を通知してからの猶予と手当」を表してる
つまり日本は「解雇が決定してから会社を追い出されるまではとても早い国」ってこと
そしてこれは実態として日本における解雇はほとんどが懲戒や希望退職によるものだから猶予を設ける必要が無いor薄いからなんじゃないか？って考えてる
桃色と緑色の部分はそれぞれ「不当解雇に対する対応の手厚さ」と「不当解雇と認定させることの難易度(簡単さ)」を表してる
ここで見るべきは桃緑:赤青の比率だと思ってて、例えば平均値に存在してるリトアニアは全体の数値こそ問題はなくても内約から見ると「会社側がとても丁寧にクビを切ってくれるけど労働者側がその決定を覆すのは難しい国」ということになる
アメリカなんかも物凄く極端で、「明日から来なくていいぞと突然クビを切られる世の中で世界トップクラスの訴訟の自由はあるけど補償内容自体は世界ワースト」っていうディストピアになってる