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ウマ娘のマルゼンスキーちゃんのぷにぷに継承固有

573 :【ぷにん法帖Lv.173 ≪あと0時間0分(時間条件達成!)以内に9回カキコでLvUP≫】 (プッチョイ IyCi-s9lz):2024/08/01(木) 00:02:21.78 ID:clr2Djk+
>>551
「タルマエちゃん、ごはん行くよ」

 マヤノトップガンは、さっそうとした姿で、弟弟子のホッコータルマエをよく食事に連れていってくれた。
華やかさへの憧れはもちろん、幸にもある。その最たる存在であるマヤノからの誘いはうれしかった。手の届かない存在なのに、いつも身近な存在でいてくれた。
そして先輩にあたるアグネスデジタルやツルマルツヨシらとともに宴席を囲むことも多く、マヤノといる時間は刺激的なことが多かった。

「あまりレースに関して話した記憶はないです」

 タルマエはそう笑う。意外でもある。マヤノは文筆業にも才能を発揮していた。言葉に変えられる希有なウマ娘なのに、熱くレース論を語ったりしなかったようだ。

「それより楽しい時間という印象です」

 人を育てるには技術論はもちろん必要だが、息の抜き方を教えるのも意外と重要である。そうした“私”の時間にこそ、学びがあることが多い。
高級な店に行くことも、おいしいものに舌鼓を打ち、舌触りのなめらかな酒に留飲を下げ、美しい女をめでることも課外授業でしか経験できない。そんな暮らしを目の当たりにすることは、夢へとも変わる。
よくよく思えば、タルマエがトゥインクルシリーズを志した原点も実はそこにあったのではないか。

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