【プロセカ】プロジェクトセカイ カラフルステージ！ feat.初音ミク 1842曲目

368 ：名無しのとうふさん 🐤 (神奈川 UsJh-UJaU)：2024/06/21(金) 04:33:58.73 ID:O/kK3RX6

「ねえ、司くん。みゆきが学校の宿題やってくれないんだけど、どうしたらいいと思う？」
「そうなのか？　今日は何してたんだ？」
「帰ってきてからはご飯とお風呂の時間以外ずっとスマホ触ってた」
「そうか。それで、まふゆ。お前は何をしてたんだ？」
「別にいつも通りだよ。みゆきに宿題するように言って、家事を済ませてた。でも、目を離すとすぐスマホをいじりだすから、遅くなる前に寝かせた」
「ふむ。みゆきは今、スマホでする何かにハマっているということだな」
「そうだけど、それがどうしたの？　宿題と関係ある？」
「ああ、大いにあるぞ。みゆきは今、やりたいことと、やらなければならないことで板挟みになっているんだ。お前にもそういう経験はあるだろう。勿論、オレにもある」
「……あ」
「ならば！　そういう時、どうすれば解決できるのか……経験豊富な我々大人が、親として、人生の大先輩として示してやらねばならん！　そのためにも、子供のすることに対して興味を持って接するのは大事なことだ」
「……取り上げ……ちゃった……」
「ん？」
「スマホ……。言うこと聞かないから……スマホ、取り上げちゃった……」
「気の毒だが……まあ、仕方あるまい。返す時にもう一度ちゃんと理由を説明してやるんだぞ」
「どうしよう……私……私の……せいで……」
「まふゆ。なあ……大丈夫だ」
「みゆきが……あの時の、私みたいになったら……」
「それは困るな……。まふゆのようになってしまったら……オレが恋に芽生えてしまう」
「……余計に心配になったよ」