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【ヘブバン】ヘブンバーンズレッドPart1408

290 :ナービィ◯◯◯◯匹目 (プッチョイ wmHq-c/a8):2024/04/29(月) 18:24:26.16 ID:eplDjdeE
>>247
ディスコでも今まで誰にも指摘されてないだろうことを書くと

https://i.imgur.com/rfNxWsH.jpeg


@今回のイベストでは桐生は他人に聞こえる発言としては「わたくし」と自称していた
しかるに「もし…だろう。」のところでは「私」と自称している。この「もし…だろう。」が桐生美也の思いをそのまま表現した発言ではなく、いわば“セリフ”であることをテキスト「私」で示している。[どうでもいいけどちょっと気になるセリフ選手権]と桐生自身が言っているとおりだ
美也としての本心

https://i.imgur.com/IcgWjtb.jpeg

をそのまま示すことができない状況を「発言は軍にモニターされている」ことで作り上げている。この姉妹の刹那の再会と逃れられない離別の定めが「最上の、切なさを」齎(もちきたら)している

A貼ったスクリーンショットはイベスト内の順番どおり
美羽が「あなたっ…美也ちゃんなのね!?」と言うのは30年差の矛盾(気になるセリフ選手権のネタ)を美也が語ったあと
すなわち、美羽より多くの事情を知っている美也は知識との突き合わせで「妹の美羽」であることを否応なく認めたが、
美羽は30年差による幻惑に最初から引っかかっていないことを示しているのだと思う。大好きな美也の弦音を信じて疑っていないということ

B桐生美也はこの刹那の再会で、美羽の神様をただの偶像の位置に戻し、「神様に頼らずとも、奇跡は起きる」ことを伝える機会だと考えている
しかし、この日の美也の作戦が杞憂であったとおり
(宇都宮ドーム住人はカルト化などしておらず、見張る必要はなかった)、
おそらくはこの“仕上げ”も美也のこの思惑のようには機能していない
美羽はこの出会いを「死ぬ前に神様が美也ちゃんに引き合わせてくれた。わたしたち家族の願いのとおりに立派にたたかう姉の姿で」と信じるだろう
もっといえば、この再会は、美也もまた信じていたはずの神様を美羽に認めさせないための焦燥から仕組んだ作戦が産んだ再会だった
“神様”視点から言えば、神様を否認するためのヒトの行為そのものによって、神様を信じようとするヒトの願いを叶えた形になっている。
この「ヒト」は美羽と美也の両方。美也もまた「信じているはずなのに…」と思い悩んでいた

これこそまさに麻枝准以外にこんなカラクリや視座の話は書けない真骨頂。このイベストは麻枝准の最高傑作だと、俺は思う

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