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【ブルアカ】ブルーアーカイブ-Blue Archive- ぷにぷに ☆1093

756 :名無しの先生@アフィ転載禁止 (プッチョイ EhSA-QpiT):2023/12/13(水) 10:55:27.67 ID:6uJgrEB2
今回のデカグラマトン編に登場したオウル (אור)・アイン (אין)・ソフ (סוף)は、ユダヤ教のカバラ思想における「光」「無」「限」それぞれの象徴です。つまり、無限光
かなり複雑になるかもしれませんが、分かりやすい話ではないでしょう。長たらしく解説しましょう。

まずはカバラ思想と言う神秘主義の起源文献の2冊を少々
Bahir(解明の書)と Zohar(光輝の書)と呼ばれ、中世スペインとフランスに出現し、カバラを徹底的に説明しているとんでもないボリュームの註解書2冊です。
後者はヘブライ語でなく、古代近東の共通言語であるアラム語で主に書かれています。

Zoharは、3人ちび子達が説明した同様に、アイン・ソフ(無限)を「名もなき神」「無形態」として定義を、と書き表します。
つまり、「神が世界を創った前に形態と名前が無かった。何故なら、観測者が存在しなかった。観測者が居ない限り、理解できないし形態と名前を与えられない」(YHWHに参考を

オウル(光)は、「神」を「無」からこの世へ齎すなど。無論、電球とか炎の「光」ではないですが、ただの翻訳的な象徴でしょう。得体が難しい概念で、「聖光」とでも分かりやすいかもしれません。
(自分の語彙力不足のせいにする言い訳)

上記の2冊は本当に圧倒的な量感なので忙しい人には推奨しません。
話を戻す。

10人の預言者(ビナー君たち)は、Zoharで数えきれないくらい名を述べられているし、ユダヤ教と作中の関係において具体的にどうやって「神」と繋いでいるか、「デカグラマトン」自体について移り語ります。

今更では周知かもしれませんが、「名もなき神」とやらは、ユダヤ教の「YHWH」など(神の名前、又は呼び方の一つ)と関係あるか、との以前の推測です。
Zoharが上記に語ったように、神が顕現した前に、名前などを与えてはいけない、と

最後に、余談ですが、あの3人の見た目は明らかに「見ざる聞かざる言わざる」を象徴しています。

長たらしかったし難しかったかもしれませんが、それはカバラの複雑さですから。

追記

この"4"の意義は、ユダヤ教においては、結構重要な数字です。キリスト教の3(三位一体)や北欧神話の9と同じくらいでしょうか。
最後の外接円YHWHの画像は、一つずつの円は一界を象徴していると思われます。

https://x.com/aqvarivs294/status/1732901945239634121?s=46

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